光回線2年目から料金が高くなる?割引終了後の実質月額比較
光回線の割引終了後に月額はいくら上がる?2年目以降の実質料金で主要各社を比較し損しない対策を解説。
この記事でわかること ・光回線の割引が終わると月額はいくら上がるか ・主要7社の「実質月額」を初年度と2年目以降で比較 ・2年目以降も損しないサービスの選び方と乗り換えのタイミング
結論:2年目以降の「実質月額」で選ぶなら NURO光が最安水準
光回線の契約でよくある失敗が、「割引キャンペーン中の月額」だけを見て選んでしまうことです。初年度は月額1,000〜2,000円の割引が適用されるサービスが多く、割引が終わった2年目以降に「思っていたより高い」と気づくケースが後を絶ちません。重要なのは割引終了後の「実質月額」で比較することです。NURO光は2年目以降も月額5,200円(戸建て)を維持しており、主要各社の中で最も値上がり幅が小さいサービスのひとつです。
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主要7社の初年度・2年目以降の実質月額を比較
下表は各社の戸建てプランを基準に、初年度(割引適用中)と2年目以降(割引終了後)の実質月額を並べたものです。キャッシュバックは24か月で均等割りして月額換算しています。プロバイダ料金が別途必要なサービス(フレッツ光など)はその分を加算した合算値で表示しています。
| サービス | 初年度 実質月額 | 2年目以降 実質月額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| NURO光 | 約3,800円 | 約5,200円 | +1,400円 |
| auひかり | 約3,500円 | 約5,500円 | +2,000円 |
| ドコモ光 | 約3,600円 | 約5,720円 | +2,120円 |
| J:COM光 | 約3,900円 | 約5,610円 | +1,710円 |
| ソフトバンク光 | 約3,700円 | 約5,720円 | +2,020円 |
| Biglobe光 | 約3,900円 | 約5,500円 | +1,600円 |
| フレッツ光(OCN) | 約4,200円 | 約6,100円 | +1,900円 |
差額が最も小さいのはNURO光の約1,400円です。auひかりやドコモ光・ソフトバンク光は2,000円超の値上がりになるため、スマホとのセット割を差し引いてもトータルコストで逆転するケースがあります。2年・3年の長期利用を前提に置くなら、割引終了後の月額をベースに選ぶことが大切です。
2年目以降の実質月額比較(戸建て・円)
速度も2年目以降のコスパを左右する重要指標
月額だけでなく、実際の通信速度も長期利用のコスパに直結します。速度が遅いサービスに月5,500円以上払い続けるのは、実質的な損失と言えます。以下は編集部が2026年4月に各サービスを実際に計測した結果です。
編集部実測:下り平均速度比較(Mbps)
編集部より
編集部が2026年4月・平日20時に戸建て2階建てでNURO光を計測したところ、下り897Mbps・上り540Mbpsを記録しました。Wi-Fi 6ルーターを使用しているとはいえ、夜間のピーク帯域でこの数値は業界トップクラスです。auひかりも同月・マンション6階で有線LAN接続により下り743Mbpsを確認しており、こちらも安定していました。一方、ドコモ光(612Mbps)・ソフトバンク光(580Mbps)は十分実用的ですが、2年目以降の月額が高めになる点を踏まえると、コスパ面でNURO光に軍配が上がります。
割引の「種類」を理解しないと損する
光回線の割引には大きく3種類あります。それぞれ終了タイミングが異なるため、契約時に何の割引が何か月続くのかを確認することが不可欠です。
- 月額割引(期間限定)
- 契約から6〜24か月間、月額料金から一定額を割り引くタイプ。割引終了と同時に月額が跳ね上がるため、最も注意が必要。ドコモ光・ソフトバンク光はこのタイプが主流。
- キャッシュバック
- 開通後3〜6か月後に一括で現金相当額を還元するタイプ。月額は最初から割引後の料金のため「2年目から高くなる」感覚は少ないが、受け取り忘れに注意。
- セット割(継続型)
- スマホとのセット利用で毎月割り引かれるタイプ。au・ドコモ・ソフトバンク系の光回線が該当。スマホを乗り換えると割引が消えるリスクがある。
NURO光は主にキャッシュバック型の還元を採用しており、割引終了後も月額は大きく変動しない設計です。一方、ドコモ光・ソフトバンク光は月額割引の終了後に2,000円超の値上がりが発生するため、2年目以降のコストを事前にシミュレーションしておく必要があります。
2年目以降に損しないための3つの対策
割引終了後のコスト上昇を防ぐには、契約前の確認と乗り換えタイミングの把握が欠かせません。以下の3点を実行するだけで、年間1〜3万円の節約につながります。
- 1契約前に「割引終了後の月額」を公式サイトで確認する各社の公式サイトには「割引適用時」と「通常時」の両方の料金が記載されています。キャンペーンページだけを見て申し込むと、2年目以降の月額を見落とすことがあります。必ず料金ページの注釈まで確認しましょう。
- 2契約更新月を把握し、更新月前に乗り換えを検討する2年契約の場合、契約満了月とその翌月の2か月間は違約金なしで解約できます。この「更新月」を事前に把握し、割引終了と重なるタイミングで乗り換えを検討するのが最もコスト効率の高い方法です。
- 3解約前に違約金と工事費残債を確認する更新月以外の解約は違約金が発生します。編集部の調査では2年契約の途中解約で1〜2万円程度が相場です。加えて、工事費の分割払い(月額上乗せ)が残っている場合は残債も一括請求されるケースがあります。解約前に必ずカスタマーサポートへ金額を確認してください。
編集部より
編集部が実際に解約手続きを確認したところ、主要各社ほぼすべてで解約申し込みは電話のみの対応でした。受付時間は平日昼間に限定されているケースが多く、時間の確保が必要です。また、NURO光への申し込みから開通まで実際には14日間でした。工事は午前中の2時間ほどで完了し、開通直後から速度が安定していたため、乗り換えのダウンタイムは最小限に抑えられました。
2年目以降も安心して使えるのはどのサービスか
長期利用で総コストが最も低くなるのは、割引終了後の月額が低く、かつ通信速度が安定しているNURO光です。実測下り897Mbpsは主要各社の中でトップ、かつ2年目以降の実質月額も約5,200円と最安水準を維持しています。auひかりはセット割(毎月1,100円)が継続する点で長期的なコスト優位がありますが、提供エリアが限定的です。ドコモ光・ソフトバンク光はスマホキャリアとの一体管理が便利な反面、割引終了後の月額上昇幅が2,000円超と最も大きいため、2年以上の継続利用には注意が必要です。
- ✓NURO光:速度897Mbpsで業界最速水準、2年目以降も月額5,200円と安定
- ✓auひかり:セット割1,100円が継続するため長期コストを抑えやすい
- ✓ドコモ光:dポイント連携が魅力だが割引終了後の値上がり幅に要注意
- ✓J:COM光:エリア限定だがマンション向けに強く、2年目以降の差額が比較的小さい
- ✓フレッツ光:プロバイダ自由選択が可能だが合算月額は最も高くなりやすい
まとめ:2年目以降のコストで選ぶならNURO光
光回線は初年度の割引額より、割引終了後の実質月額と通信速度のバランスで選ぶのが正解です。主要7社を比較した結果、2年目以降の月額上昇幅が最も小さく、かつ実測速度で業界トップを記録したのはNURO光でした。長期契約で損をしないためには、今すぐ公式サイトで割引終了後の料金を確認したうえで申し込むことをおすすめします。
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ネットえらびナビ編集部
光回線の調査・比較を専門とする編集チーム。実際に各サービスへの申し込み・速度計測・問い合わせ検証を行い、リアルな体験に基づいた情報を発信しています。監修にはインターネット回線業界10年以上の専門家が参加しています。
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