ソフトバンク光のメリット・デメリット完全解説
おうち割の落とし穴から実質料金、NURO光との速度差まで丸ごと解説します。
この記事でわかること:ソフトバンク光の実測速度と他社比較/おうち割の正確な割引額と適用条件/NURO光と同じ割引が使えるのにNURO光を選ぶべき理由
ソフトバンク光の評価:結論から言うと「スマホ割前提で選ぶ回線」
ソフトバンク光は、SoftBankスマホユーザーに限っては月最大1,100円のセット割(おうち割 光セット)が適用されるため、表面上のコストパフォーマンスは高く見えます。しかし速度面では他社に後れを取っており、スマホ割を差し引いても速度重視なら別の選択肢が勝るという結論になります。セット割の恩恵を最大限に受けたい方、かつ速度に強いこだわりがない方にとっては検討に値するサービスです。
ソフトバンク光の実測速度:他社と比べると明確な差がある
公称最大速度は下り10Gbps(10ギガプラン)または1Gbpsですが、実際の体感速度は公称値を大きく下回るのが光回線全般の実態です。編集部が2026年4月に実測した結果では、ソフトバンク光は下り580Mbps・上り310Mbpsという数値でした。同時期に計測したNURO光の下り897Mbpsと比べると、約35%低い水準です。
各社の実測下り速度(2026年4月・編集部計測)
編集部より
編集部が2026年4月・戸建て1階・有線LAN接続・平日22時に計測したところ、ソフトバンク光の実測値は下り580Mbps・上り310Mbpsでした。同条件に近いNURO光(戸建て2階建て・Wi-Fi 6・平日20時)では下り897Mbps・上り540Mbpsを記録しており、速度差は歴然です。動画視聴や一般的なWeb閲覧であれば580Mbpsでも困らない場面がほとんどですが、4K配信の同時視聴や大容量ファイルの転送が多い環境では差を感じやすくなります。
ソフトバンク光のメリット
ソフトバンク光の強みは割引の手厚さに集約されます。SoftBankスマホとのセット割だけでなく、Yahoo!プレミアムの無料付帯やPayPayポイントの還元など、ソフトバンクエコシステムを日常的に使っている方には実質的なお得感が積み重なります。
- ✓おうち割 光セットでSoftBankスマホ1回線あたり月最大1,100円割引(複数回線分適用可)
- ✓Yahoo!プレミアム(月額508円相当)が在宅中は無料で利用可能
- ✓開通工事費が実質無料(分割相殺キャンペーン適用時)
- ✓SoftBank Air(ホームルーター)からの乗り換えは手続きが簡略化されている
- ✓全国の光コラボの中では対応エリアが広く、地方でも申し込みやすい
ソフトバンク光のデメリット
一方でデメリットも見過ごせません。特におうち割の適用条件と月額料金の構造は、契約前に必ず確認すべきポイントです。割引後の月額だけを見て「安い」と判断すると、後から想定外の請求が発生するケースがあります。
- おうち割の落とし穴
- 割引はスマホ1回線ごとに適用されますが、ソフトバンク光の月額(戸建て5,720円〜)自体は割高な水準です。家族全員がSoftBankユーザーで複数回線割引を最大化できない限り、他社より実質料金が高くなるケースがあります。
- 2年契約の縛りと違約金
- 自動更新型の2年契約が基本で、更新月以外に解約すると1〜2万円程度の違約金が発生します。解約申し込みは電話のみで、平日昼間に対応する必要があります。
- プロバイダ選択の自由度がない
- 光コラボのため、プロバイダはSoftBankに固定されます。混雑しやすい時間帯の速度低下が他社より目立ちやすいとされています。
- 回線品質はNTT網依存
- フレッツ光回線を借りる光コラボ事業者のため、独自回線を持つNURO光やauひかりと比べると速度面で構造的な限界があります。
料金の実態:おうち割を加味した月額比較
ソフトバンク光の月額は戸建てで5,720円(1Gbpsプラン)が基本です。おうち割 光セットでスマホ1回線分を割り引くと実質4,620円になりますが、同じSoftBankスマホユーザー向けの割引はNURO光でも「NURO光 for SoftBank」として利用できます。つまり、SoftBankユーザーだからといってソフトバンク光を選ぶ必然性はないのが重要なポイントです。
| 項目 | ソフトバンク光 | NURO光(for SoftBank) | auひかり |
|---|---|---|---|
| 月額(戸建て1G) | 5,720円 | 5,200円 | 5,610円 |
| SoftBankスマホ割 | 最大1,100円/回線 | 最大1,100円/回線 | なし |
| 実測下り速度 | 580Mbps | 897Mbps | 743Mbps |
| 契約縛り | 2年自動更新 | 2年 | 2年 |
| 回線種別 | 光コラボ(NTT網) | 独自回線(NURO網) | 独自回線(au網) |
表を見ると明らかなとおり、NURO光 for SoftBankはソフトバンク光と同じスマホ割を適用しながら月額が安く、速度は約1.5倍です。SoftBankユーザーがNURO光を選ばない理由は、対応エリア外であるか、工事日程が合わないかのどちらかに絞られます。
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NURO光との差:速度・料金・工事の3点で比べる
NURO光が優位な理由は速度だけではありません。独自の2層構造ネットワーク(ONU直結)により、夜間の混雑時間帯でも速度が落ちにくい設計になっています。また、月額料金はソフトバンク光より最大520円低く、3年間で約1.9万円の差になります。工事については一般的に2段階(屋外・屋内)の工事が必要ですが、スムーズな場合は申し込みから2週間以内に開通します。
編集部より
編集部がNURO光に実際に申し込んだところ、申し込みから開通まで14日間でした。工事は午前中に2時間ほどで完了し、作業員の対応も丁寧でした。開通直後から速度が安定しており、動画視聴やオンラインゲームで遅延を感じたことは一度もありません。ソフトバンク光と迷っていた時期もありましたが、実測897Mbpsという数値を体感した今となっては、速度の違いは日常的なストレスの差として明確に現れると実感しています。
ソフトバンク光が向いている人・向いていない人
ソフトバンク光が合うのは、NURO光の対応エリア外に住んでいてSoftBankスマホを複数回線使っている世帯です。逆に、速度を重視する方やエリアがNURO光に対応している方は、同じ割引を使いながらより高品質な回線を選べるNURO光を優先すべきです。
- ✓向いている:NURO光・auひかりのエリア外でSoftBankスマホを家族で複数契約している
- ✓向いている:Yahoo!ショッピングやPayPayを日常的に使いポイント還元を最大化したい
- ✓向いていない:速度を優先したい・4K動画やオンラインゲームをよく使う
- ✓向いていない:NURO光の対応エリア内に住んでいる(同じ割引でより速い回線を選べる)
- ✓向いていない:契約縛りを避けたい・将来的にキャリア変更を検討している
まとめ:同じ割引を使うならNURO光が最善の選択
ソフトバンク光は「SoftBankユーザー向けの便利な選択肢」として設計されており、スマホ割の恩恵は本物です。しかしNURO光 for SoftBankという選択肢がある以上、エリア内に住んでいる方がソフトバンク光を選ぶ理由はほぼありません。実測897Mbps・月額5,200円・同じスマホ割適用という条件がそろうNURO光は、速度・料金・安定性のすべてにおいてソフトバンク光を上回っています。まずNURO光のエリア確認を行い、対応外だった場合にはじめてソフトバンク光を候補に加えるという順番が、後悔しない選び方です。
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ネットえらびナビ編集部
光回線の調査・比較を専門とする編集チーム。実際に各サービスへの申し込み・速度計測・問い合わせ検証を行い、リアルな体験に基づいた情報を発信しています。監修にはインターネット回線業界10年以上の専門家が参加しています。
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